
識別し、計画し、祝い、お返しする事は、互いに思い起こし合い、補い合って完全にする行動です:一つの動きが別の動きを条件づけ、新たな出発を促します。計画と、特に本物の健全な識別無しに、祝ってお返しする事は不可能です。聖福音と「聖福音の精髄」である会則に立ち返るために、この旅程の出発点として、私たちは識別を兄弟たち一人ひとりの、そして各共同体一つひとつの持続する不変の態度として引き受けなければなりません。
示された手段はいろいろあります(創立の恵み20-21参照)。その中から幾つかを思い起こしてみましょう:自分の持ち物を放棄して、私たちの主人であり守護者である貧しい人々に還元する具体的な方法をすべての共同体で考える事。召命をいただいた事を思い起こして感謝し、生活を見直し、献身を新たにする機会として、この期間に各兄弟は修道誓願を更新する事。キリスト者として、またフランシスカンとしての召命の賜物をいただいた事に対して、いと高く、善にまします主を称えつつ、慈しみ深い御父に対する感謝を公の祝典で捧げ、私たちの富みと豊かさのすべてであられる神に属している喜びを一人ひとりが新たにする事。