言葉と生活を通してすべてを主にお返ししよう!

clip_image002働く事は、フランシスカン・ビジョンにおいて「忠実かつ献身的に」(裁可会則5,1)為されなければなりません。それは兄弟たちのすべての活動(肉体労働、司牧の仕事、頭脳労働)を特徴づけます。フランシスコはこの二つの言葉を通して、「この世のあらゆる物事が従属すべき、聖なる祈りと献身の霊」(裁可会則5,2)は何物にも置き換えられないという事を忘れずに、働く事を真剣に引き受ける(忠実)よう求めています。言い換えれば、小さき兄弟にとって働く事は任意の選択肢ではなく、賜物に対する答えであり、召命に応える事です。それは惜しみなく、忍耐強くなければなりません。さらに、兄弟たちの生活において働く事は「絶対」のものではありません。なぜなら価値の序列があるからです。祈りと献身の霊が第一位です。それは小さき兄弟の第一の「働き」であり、第一の約束です。

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